インビザライン費用の全内訳|分割・医療費控除・追加費用まで正直に解説
「インビザライン、いくらかかるの?」というのは、初診相談でもっとも多くいただく質問のひとつです。ネットで調べると「30万円~」「100万円以上」と幅が広く、余計に不安になるという方も少なくありません。
ホワイトエッセンス京都四条通り矯正歯科では、相談料・精密検査料・毎回の調整料がすべて0円です。ただし、それが「矯正治療にかかる全費用」ではありません。この記事では、実際の料金プランをもとに「総額に何が含まれて、何が含まれないのか」をお伝えします。
費用の不安を解消してほしい思いで書いています。
インビザラインの費用は「症例の重さ」で決まる
マウスピース矯正の費用は、歯の動く量・期間・使うアライナー(マウスピース)の枚数によって決まります。矯正の重さは主に軽度・中度・重度に分類され、当院ではそれぞれ以下のプランを設定しています。※2026年9月時点
| プラン | 対象の目安 | 期間の目安 | 料金(税込) |
|---|---|---|---|
| 軽度(7回) | 前歯のわずかなズレ | 3〜6か月 | 片顎264,800円 / 両顎398,800円 |
| 軽度〜中度(14回) | 部分的な叢生・すきっ歯 | 6〜9か月 | 片顎398,800円 / 両顎498,800円 |
| 中度(26回) | 全体的な歯並び | 9〜24か月 | 両顎698,800円 |
| 重度(枚数無制限) | 複雑な叢生・深いかみ合わせ | 24〜36か月 | 両顎898,800円 |
「軽度プランで済むと思っていたら中度だった」というのは珍しくありません。精密検査(当院では無料)を行って初めて、適切なプランが確定します。ホームページの価格はあくまで目安であり、「最低このくらい」という参考値として理解してください。実際のインビザライン症例集もご参照ください。
※矯正治療は自費診療(保険適用外)になります。歯並びの状態によっては表示価格のプランが適用できない場合があります。
「総額」に含まれるもの・含まれないもの
歯科医院の費用を比較するときに見落としがちなのが、「何が込みで、何が別途かかるか」という点です。表面上の数字が安く見えても、項目を分解すると最終的な負担が変わってくることがあります。
当院のプランに含まれるもの
- 精密検査料(iTeroスキャン・口腔内写真・レントゲン)
- 動的治療計画に必要な全アライナーの製作料
- 治療期間中のすべての調整・再診料(毎月の診察代)
別途検討が必要なもの
- リテーナー(保定装置):矯正後の後戻りを防ぐ装置です。当院では保証延長プランなどのオプションとして案内しています
- 紛失や破損によるアライナーの再作成:自己都合による紛失や破損をした場合アライナーの再作成と別途費用が必要になります。
他院との費用比較をする際は、「精密検査は含まれているか」「調整料は毎回かかるか」「リテーナー代は込みか」の3点を必ず確認することをおすすめします。
追加費用が発生するケース——正直な話
「最初に聞いた金額より高くなった」という不満の多くは、追加アライナーやリテーナー費用が想定外だったケースです。最大のリスクは「装着時間の不足」です。
マウスピース矯正は、1日20〜22時間の装着が基本です。食事と歯磨きの時間を除けば、起きている間のほぼすべてをつけていることが前提になっています。
装着時間が守られないと、計画どおりに歯が動かず、アライナーの追加製作が必要になります。これが費用増加の主な原因のひとつです。
また、治療終了後に「もう少し整えたい」と感じてリファインメント(微調整)を希望する場合も費用が発生することがあります。初回の治療計画で追加治療の可能性についてしっかり確認しておくことが大切です。
分割払いで月々いくら?
「総額を見ると高く感じるけれど、月々ならどうだろう」というのは現実的な考え方です。当院では最大180回の分割払いに対応しています。
698,800円プランの分割例
| 回数 | 初回 | 2回目以降 |
|---|---|---|
| 120回払い | 18,155円 | 7,600円 |
| 60回払い | 16,094円 | 13,400円 |
| 36回払い | 24,519円 | 21,100円 |
898,800円プランの分割例
| 回数 | 初回 | 2回目以降 |
|---|---|---|
| 120回払い | 20,395円 | 9,800円 |
| 60回払い | 22,774円 | 17,200円 |
| 36回払い | 29,399円 | 27,200円 |
「月々1万円以内に抑えたい」という場合、698,800円プランなら120回払いで月7,600円〜で対応できます。ただし回数が増えると利息の総額も増えるため、ご自身の状況に合わせてご相談ください。
医療費控除で実質負担を下げる
歯列矯正は、年齢や治療目的などからみて治療上必要と認められる場合には、医療費控除の対象となることがあります。一方、見た目を整えることだけを目的とする矯正は対象になりません。
医療費控除のしくみと計算例
医療費控除額は「支払った医療費 − 保険金等の補てん − 10万円(総所得200万円未満の場合は所得の5%)」で計算します。例えば898,800円を支払い、保険金などによる補てんがなく、差し引く金額が10万円の場合、医療費控除額は798,800円です。
実際に軽減される所得税・住民税の額は、課税所得や他の所得控除などによって異なります。
医療費控除を受ける際は「医療費控除の明細書」の提出が必要です。領収書は原則として提出する必要はありませんが、内容確認のため5年間の保管が必要です。デンタルローンを利用し、信販会社が治療費を立替払いする場合は、原則としてその立替払いが行われた年の医療費控除の対象になります(ローンの金利・手数料は対象外)。支払方法によって扱いが異なる場合があるため、詳しくは国税庁の案内をご確認ください。
費用は「何と比べるか」が大事
インビザラインの費用を「高い」と感じるかどうかは、何と比べるかによって大きく変わります。
ワイヤー矯正との比較
一般的なワイヤー矯正(全体矯正)の相場は80〜120万円程度とされており、インビザラインの重度プランと大きな差はありません。ではなぜインビザラインが選ばれるのか。
複数の研究をまとめた分析では、マウスピース型矯正は固定式のワイヤー矯正と比べ、治療初期の一部の時期で痛みが少なく、治療中の生活の質が良好な傾向が報告されています※1。ただし、すべての時期・項目で差があるわけではありません。取り外しができるため食事の制限もなく、歯磨きも通常どおりにできる点が日常のストレスを下げます。
「通う回数」という見えないコスト
通院回数の差も費用の一部です。マウスピース矯正は来院間隔を長く設定できるケースが多く、従来のワイヤー矯正に比べて通院効率が高いという報告があります※4。四条周辺でお仕事をされている方には、月に一度来られるかどうかというスケジュールの余裕が、治療を続けられるかどうかに直結します。
まとめ——「まず数字を確認」から始めましょう
インビザラインの費用は症例の重さで264,800円〜898,800円(税込)の幅があります。当院では相談料・精密検査料・調整料はすべて無料のため、相談にお越しいただくことで「自分にはどのプランが必要か」が0円で確認できます。
費用が気になる方こそ、まずご相談を。「話を聞きに行くだけ」でも構いません。
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当院のご紹介
「ホワイトエッセンス京都四条通り矯正歯科」は、京都市下京区・四条烏丸エリアの矯正専門の歯科医院です。インビザラインをはじめとしたマウスピース矯正のお悩みについてもご相談を承っています。平日11:00〜19:00、土日も19:00まで診療しています。
参考文献
1. Li Q, Du Y, Yang K. Comparison of pain intensity and impacts on oral health-related quality of life between orthodontic patients treated with clear aligners and fixed appliances: a systematic review and meta-analysis. BMC Oral Health. 2023;23(1):920.
2. Robertson L, et al. Effectiveness of clear aligner therapy for orthodontic treatment: a systematic review. Orthod Craniofac Res. 2020;23(2):133–142.
3. Timm LH, Farrag G, Baxmann M, Schwendicke F. Factors influencing patient compliance during clear aligner therapy: a retrospective cohort study. J Clin Med. 2021;10(14):3103.
4. Gu J, et al. Evaluation of Invisalign treatment effectiveness and efficiency compared with conventional fixed appliances using the Peer Assessment Rating index. Am J Orthod Dentofacial Orthop. 2017;151(2):259–266.
※本記事は情報提供を目的としており、診断・治療の代わりとなるものではありません。症状やお悩みの詳細については、お近くの歯科・医療機関にご相談ください。